昔の関西の雛飾りに添えて飾られた台所のミニチュアです。
兵庫・日本玩具博物館に同じタイプが所蔵されており昭和10年代のものとされております。
『三宝荒神』や『火の用心』のお札、茶碗箱のや『魚焼き』、包丁の『請合』（品質保証の意味）など刷りによる文字がおもしろいです。
伝統的な台所ですが、ブリキの杓文字やおろし金、樹脂（セルロイドかハードプラスチックか不明）の蛇口などのカラフルさ、
背板などにベニヤ板使用（一枚板より経年の縮みで割れにくい）なのはモダンな年代の物らしくなっております。

本体サイズ
幅 約30.2cm 高さ 約23.7cm 奥行 約5.7cm

小物類は画像にあるものが全てです。
陶器類以外は固定されているものが多いです。
『火の用心』の紙に虫食い。
オリジナルの紙箱が付属。
紙箱に割れやペン書きの箇所などの傷み。
その他、時代のあるものですので各所に傷み。

最後の画像は図録掲載の日本玩具博物館の同型のものですが
参考用で図録は出品物に含まれません。


画像と説明を参考にくれぐれも古い物である事をご理解いただき、
特に安全性の点でお子様の玩具としては向いておりませんので大人のコレクションや資料として
宜しくお願い致します。


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