写真を見ると、撮っていた自分でさえ判定が出来ない程綺麗に見えるワールドボーイGXです。多分メルカリで見る限り同時に出品しているもう一台とどちらが良いか写真では容易には判定出来ないかと思います。
今回でこのモデルは55台目です。
ジャンクで落札し、電池蓋自作、スピーカーグリル再塗装、側面の錆落とし、メイスイッチ、バンド切替接触不良改善、チューニング窓のクリア部分の傷落とし等色々手は加えて居ますが、流石に台数を扱ったのでツボは押さえられているかと思います。
兎も角驚異の耐久性と整備のし易さを訴えたいモデルで、殆どの初期不具合には対応出来る感じです。
勿論発売時の69年ではナショナルラジオのフラッグシップだっただけに音も感度も文句有りません。
多分感度、選択度については最近のモデルに比べても劣る事は無いでしょう。音だけは最新のBluetoothスピーカーに特に再生周波数の幅で負けます。
この個体は前述の通り初期状態が悪く相当に手を加えて居ます。「神は細部に宿る」の通り、整備はしても素の状態の良い物には敵いません。
電池と今や貴重なACコードはお付けします。
細部に拘らず、昔日の面影を偲ぶと言う方には自信を持ってお薦めします。
今やメルカリでもジャンク、動作未確認と称して売られている値段と同等ですから。

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